冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)

冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)

冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)

冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)

★★★。な……なげー! 謎が深まるような、そうでないような感じの物語。しかし、よくよく考えれば伏線はあった! 榊にまったく感情移入できねーな、なんだこいつ、と思ってたのが、最終的にはうまいこと丸く収まっているのでよかったわ。

★★★。まさに疲れまくってるその瞬間に読んだのであまり頭に入ってこないのだが。医学的な専門家ではなく、実地で積んだ経験から語っている。

  • 疲れはムリ・ムダ・ムラから来る。
  • 疲れを回復させないでいると、やがて「2倍モード」「3倍モード」に入ってゆく。通常の2倍、3倍のストレス耐性になり、回復にもそれだけかかるということ。3倍モードになるともう鬱状態だ。指数的に2倍モード、4倍モードとするほうがスッキリするだろうのでそう読み替えた。
  • ムリについて。
    • 答えのない、明快でない問題に対峙して、頑張りすぎず自分を許せる「大人の心の強さ」を持つこと。やり遂げる、あきらめないことを美徳とする「子供の心の強さ」にアドオンする(自分を変える訳ではない)。
    • 短期決戦で解決しようとする癖があると、ムリがきやすい。
    • 頭脳・感情労働による疲労は、自覚しにくい。
    • モニタリングすべき指標を定めて、客観的にムリの判断をする。
    • 何よりも睡眠。それと、動的でないストレスケア(運動や遠出ではなく、読書や詩作など)。静的なケアは効果が出にくいので、育てておく必要がある。
      • ゲームやスマホに飛びついちゃうのも、回復を妨げるのだろう。
  • (感情の)ムダについて。
    • ここは怒りが取り上げられていている。あまり心当たりがないが、瞬発力のある感情を、手順でもってコントロールする。
  • ムラについて。
    • 過去の失敗経験、慢性的なエネルギー不足から、パフォーマンスが落ちる。
    • ストレスには3ヶ月、1年、10年ものがある。コップにヘドロのように溜まっているものを、流してゆくイメージ。ずっと流さずにいると、固着してしまうということだろう。10年ものはその類。そのぶん、キャパシティが減っているのだということ。
    • 年間の業務予定表を作り、ストレスを見積もる。その際、疲労回復期間を設ける。

武器としての決断思考 (星海社新書)

武器としての決断思考 (星海社新書)

★★★。あまり集中して読めなかったな。メリットにしろデメリットにしろ、

  • 課題
  • 重要性
  • ストーリー

によって構成される。この側面から意見を検証し、反論を加えていく。反論に耐えた意見が、(暫定的に)良い意見になる。

議論すべきことは、ひとつのこと、アクションを起こすべきかどうか、に収斂させられることがよい。具体的なもの、議論に値するもの、明快な結論がでるもの。

議論の例がいちいちしっくりこなかったのが難点。

中枢神経抑制

焼酎を100㍉㍑ほど。お湯割りにして5倍ほどに薄め、1時間ほどかけて飲む。明日は捨てよう、もう一杯、とまではならないくらい。確かに起床時の感覚は違っていて、明確な不安や心配というのはやってこない。それは普通そうなのかもしれない。ただ漠然とした、無意味な不安は直後から姿をあらわす。何なんでしょうもう。

あいや、今年の終わりに自分がどんなこと考えているのかまったく分からないのは、面白いよね。人間関係も、見えないつながり、隠れた成分てのがある。複雑なシステム。

そんなわけで年末にこういうやつを仕込む。

未来の id:kejinan へ。お元気ですか? いま俺はつらいよ!

  • 年号は何になった?
    • 予想…愛撫(AI VR とかけている)
  • いまおれが抱えてる問題はどうなった?
    • 予想…見ないふりを続けてやり過ごしたかと思いきや、時間差で爆弾が投下され炎上。おれもまっ黒焦げ。
  • 墓はどこに、いくつ立つ?
    • 予想…北北西に3つ。
  • エロ小説は進んでいる?
    • 予想…あと2つくらい書いたところで飽きてる。
  • 宇宙的善は果たせた?
  • 金と名声は稼げた?
  • 精神世界は構築できた?
  • いまどこにいる?
  • いま何考えてる?
  • 目下の問題はなに?

また交通機関に失敗する夢。近場への移動のはずだが、飛行機の乗り換えが必要になっていた。一本目を降りたところで、二本目の便を取らなければいけないのだけれど、もたもたして飯など食っているのでドンドン遅れていく。落ち合う予定の同僚にも、すでにそう伝えてある。うんこがしたくなってトイレに行くが、便器が専用の小部屋にしまってあって、それを各自で設置するという初めて見るスタイルで、しかし設置する場所もよく分からず、スゴスゴと帰った。その後、隣に男女共用のトイレを見つけて、そこは普通のトイレのようだったので、そちらを使うことにした。しかし鍵が特殊で、鍵をかけるのに難儀した。隣にあとから入ってきた男も、鍵のかけ方が分からなかったらしく、立ちあがってこちらの個室を覗いてくるので、教えてやって、できたときには大げさにほめてやった。

その後、中継点か目的地かは分からないけど、夜に食事。懐かしい人がいて、飛びつく。おれのハンドルの由来、勝手にバラしてたけど、ああいうのやめて、と説教してるところだった。