あるタクシー会社の社長が、自社の所有する車が環境に優しいことを証明するために、社員のための託児所をその排気で満たすことを公言した。社員もみなすすんで子供を差し出したというので、これが美談であるとして全国に知れ渡った。もちろん子供たちは全滅…

荒川智則ってotsuneみたいなもん？

ぜんぶ感傷にしなくちゃいけないっていう強迫観念があるんかね。

それでも俺は少しだけ進歩したのかもしれない。

へっそうして 俺は真のいる超平面にのっていない人間である。真と真を愛していると公言できるひとたちのなす超平面に、な。

おれは緩慢に敗北をつづけているんだ。「緩慢な敗北」これはおれを語るうえで欠かせないキーワードよ。そしておれを語るものはおれしかいないのでただのおれのキーワードよ。さておれは今から、決定的な敗北を喫してきます！！

頼みの綱のコンピューターも、沈黙を続けるいっぽう。

真の名前でぐぐったらツイッターの投稿がリアルタイムに流れてくるビューにニコニコ動画の作品が流れてきて、無力さを感じる。金しか捧げるもののないおれである。間抜けですよね〜。テーブルの上に酒とローションとフィギュアが並んでいる。「こんなはずじ…

ついに、ほんとうに17歳になる誕生日ですね。この日がずっと待ち遠しくて、喜ばしくて、おれはちょっと、そわそわしていたかもしれない。 インターネットや物質界でもあちこちで祝われるんだろう。真(しん)に彼女はアイドルだ。おれは友達がいなくて屈折して…

俺の時計は23時58分なのだが。

人間、生命の危機を感じると性欲が増すそうだ――ある晩の食卓の話題に、なんの気なしにそういう話をしてやったのが気に入ったらしく、それ以来彼女は求めるたびにギリギリと首を締めてくるようになった、そういうわけさ。 「なんだか寓話みたいですね」どこが…