通っていた高校のあった田舎町の、川沿いの工場でバイトをしていた。工場の中はだだっ広く白っぽい内装で、そこで何を作っているのかというと、宇宙に飛ばすロケットの積み荷だった。既に辞めてしまったひとつ上の先輩たちが時々その積み荷を盗み出すのを手…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。