ほぼ悪夢

幼稚園時代の友達だが小学校では一度も同じクラスにならず中学校からは学校も離れたTに会った。
ことの発端は昔の友人が何か(珍しいもの)を買うと言い出したことだった。らしいが関係は分からない。自分のものではない大きな家で訪問者を迎えることになっていた。その家の住人は外出中で自分は留守番。少年がやってくるが、彼が持っている百円ライターだか携帯だかには発信機がつけられていて、この場所が勘付かれては困ると判断した自分は発信機を人か動物かにつけようとして外に出るが、手に持っているのが発信機ではなく壊した携帯だと気づいて一度戻る。そして今度はちゃんと発信機をどこかに遣って家に戻った。少年にそのことを話すと、「知っていた」という。タウンページで見つけたアルバイトに手を出したのがきっかけではめられたのだという。
大きな建物、一度来たことがある。というより一度夢で見たことがある。木製の床。ものすごく怖い見世物が沢山あって、前見たときは気分が悪くなったので今回は見ないと決めている。階段を上るとき長身の男が「世も末だよ」といいながらすれ違う。こいつがボスだとは分かっているけどあまりに恐ろしくて手が出せない。ある階に上がると入り口と出口があり(ドアはない)、左手の入り口には知り合いが数人、こちらに手を振っている。が、さすがにそっちへ行きたいとは思わない。右側の出口をのぞくと「ものすごく怖いもの」が見られて、見物人がぎゃーぎゃーと言っている。どうせ入り口から入った人間がぐっちょんぐっちょんにつながっているんで見ない。つまり入り口から入った人間は出口でものすごく怖い見世物になってしまう。入り口からニンジンのカケラやブロッコリーが出てきて、誰かが出口の見物人に食わせていた。
合同就職面接会場。気づくとすでに席についていて、隣の男が慌て向いの面接官があきれている。どうやら名刺が必要なところに名刺を忘れてしまったらしい。自分も名刺を持ってきている気がしないけどまだ就職しないから構わない。仕方ないので名刺無しで面接を始める。どんな内容だったかは覚えていない。面接が終わり、どんな会社なのか訊いてみたがなんの会社だったか忘れた。自分はこの会社に就職するつもりはないことを伝えると不満そうな顔をしていた。次の会社に移ると自分の隣にMがいる。面接官は小学校のときの先生だった。俺は懐かしんで話しかけるが相手は興味がないらしく話を切られた。先生は「尊敬する人はいますか?」だか「尊敬する人は誰ですか?」と質問し、左隣のMが答えている間に自分は必死で考えていた。Mはすらすらと○○さんを尊敬していますとまあそういう答えをする。次は自分の番だったが考えても分からないので尊敬する人はいませんと答えた。何故ですか?と言われてもいないもんはいないんだがここで答えられなかったら笑われるのでめいいっぱい頭を働かせて、人の価値観の違いということに重点を置いて*1語った。先生もMも話の途中は「うん、うん」と頷いていたのに話し終わると先生「まったく分からない。」M「話し方が下手なんだよ。」自分はショックを受ける。見渡すと天井が低い。そして暑い。駐車場みたいだ。先生はもういない。小学校のときの友達が通りかかり声をかける。自分は長髪に汗をだらだらかいているから近づきたくはないだろう。Mにものすごい不細工が声をかける。新聞のテレビ欄、6:30から喋り方講座があったので見ることにするが、起きたら夢だったので見ないことにした。ないし。
起きてから布団の中で五十音を喋ってみたけどあまり問題なかった。

*1:今考えるとまったく筋の通っていないことだが夢の中では理路整然としていた