俺の同棲生活

一度も書かなかったけど修行の旅から帰ってきて6週間、俺は同棲生活をしていたんだよ。それを今書こう。6畳+キッチンの家に二人で寝泊まりするってのも割とできるもんである。俺は布団で、同居人はコタツに体を埋めて寝ていた。それで、二人ともアニメを見ない体質では無かったので、アニメは二人で一緒に観るのが当たり前だった。中でも欠かさなかったのが:

この3つだった。(あとドラゴノーツは2人でGoWをやりながら隣で流したりしていた。)
スカイガールズは一種のトラウマになったと言ってもいい。二人の間でのこのアニメへの評価は一致したものであり、これを観ている時がいちばん幸せだったような気もするのだ。何でこんなことを書く気になったのかと言うと、ニコ動なんかで画質の大してよくないスカイガールズを観るにつけその頃を思い出すからであり、たった今腹が減ったからと台所を漁ると同居人の残したパスタの素が見つかったからでもある。
当時は自分の生活領域が侵されることへの抵抗もあったと思うのだけど(修行の旅も二人一部屋で生活していたんだが全くそれを感じなかったのはもともと自分の家だったかそうでなかったかの違いだろう(これについては後で))、今にして思うと懐かしく思えるのみである。二人は共に遊び、食べ、感じ、語ったが、その頃は一番真面目に大学にもバイトにも行っていた時だったのであまり同じ時間を共有していなかった気もする。夕食を共にすることもあまりなかった。勿体ない話である。それで、もしまたそういう機会があれば大切にしようと思うのである。