自罰

この夢は二幕に分かれている。
第一幕
某だらけの最上階にあるヤクザ風呂にVIP招待され、俺はある人物から魔法のカードを受け取った。このカードさえあれば何でも手に入れることができるというシロモノだ。その日は早速、声優を呼びつけてセックスした。低俗なことに、その時に考えていたのは「これ明日自慢できるwww」ということだった。

第二幕
自動車の教習合宿に行った。なかなか良い所で、連れ添って行った友達らと楽しく過ごせそうだった。一息ついたところで近くのデパートに行き、電車のおもちゃでも買おうかと例のカードを出すものの機能しない。困ってしまって近くの店員さんに尋ねると、その店員は以前カードを渡してくれたその人だった。加えて、起きてから分かったことだが、その人の顔はバイト先の涼宮さん(仮名)であった。彼はこう言った。「けじなんさん、私はアナタを信頼していたんですよ。だからこそそのカードをお渡ししました」「また明日は10時から大学ですよね?それなのに免許合宿なんて行っていたら大学にもバイトにも行けないんじゃないですか」「研究テーマは決まったんですか?」その他もろもろ、ピンポイントに俺の心臓をえぐる。ごめんなさいごめんなさいと謝る俺に彼はチャンスをくれた。「では二月某日までに、スパロボの記事を書いてきて下さい」ありがた迷惑だった。
苦しんだのは全て現実のことに原因があって、起きても「はー夢か、よかった」とならない類いの悪夢だった。というか涼宮さんのスーパーエゴっぷりがすごい。