いつものうどん屋

女の子二人連れた男が歓談しつつ向かいの席についたので、顔を上げないように気をつけながらPSPをやっているとどうも聞いた声だったので、顔を見てみると、高校のころの友人ではないか、聞けば研究室のメンバーで夕飯を食いに来たのだとか、研究室ああ研究室、俺は独りでカレーうどんだよ伊藤君、彼らはもう3人と別れて座っていたので俺は席を交替してやり、男3人女3人、仲良く研究室旅行の計画などしているのを背中で聞きながら、カレーうどんに鼻水をすする。