でかい女の子はかわいい…気がする。彼女の背中が天を覆えば一帯が夜になるような、それとも宇宙規模のスケールの大きさを持ち、民族/大陸/惑星規模の住民の信仰の対象となる女の子。その巨大さゆえに、時間はとてつもなくゆるやかに彼女の体を流れる。心臓の鼓動は1日に1拍というペースなので、彼女が眠りに落ちてから生まれ、目を覚ました彼女を見ることなく死んでゆく世代もあった。彼女の若さが損なわれることなど、矮小な人間たちには想像することすらできない。そういう女の子はかわいい気がする。