ずっと大好きだと思っていたものがある日気づくとそんなに好きではなくなっている、ということがままあり、そのたびに少し悲しくなるのだけど、次第にその悲しささえだんだんとかなしいとは思えなくなり、そうした果てにおれは死ぬ。