馴染みのない言語のライブラリの使い方がよく分からなかったので検索したらライブコーディングとか出てきて胸と脳が締め付けられた。どこ行ってもこうなんのか。港南区か!当たり前だ。インターネットは自動的には人を救わない。救われようとした人が自ら救われた。当たり前だ!インターネットで裾野が広がって、多くの人に光が当たって、そうして残ったのはさらに煮詰められたクズということになる。誰にも機会が与えられたというのなら、裏を返せば、むしろ順に表に、それ以外の人間の濃度は増して、いよいよどうしようもない人間がいるのだろうな、俺はそうじゃないからさようなら、人前で正立できない人間が、いられる場所は、人でもなくて文字でもなくて、何かあるんだろう、俺は知らないからいつも通り、そもそもおれ、何か過度の期待を押し付けているだけだから、急に俺ひとりの問題になって、急ではなかったはじめから、俺ひとりの問題だった。よかった最初から、おれ以外に人はいなかったんだ、そう言って、微笑んで店を出た。いい話であった。