2010-07-19 ■ 少女がおれを追い越して、広い道にかかる横断歩道をかけてゆく。ちら、と右手を向いて信号を気にしている。顔を戻したがすぐにまた同じ方を見る、だけど今度は、高く、空を! 少女は月に気づいたのだ。