あけましておめでとうございます

ちょっと趣向を変えて一日一エントリにしてみようと風呂で考えたのでさっそくやってみるぜ。たぶん一ヶ月はもたないだろうと思うけど。
あけましておめでとうございます。今年はなんかしたい。
年末も年末という頃になって突如、ノベルゲーをプレイしたいという欲求が高まったので、駆け込みで『アザナエル』を買ってプレイしてた。6人の主人公のタイムラインを個別に読みながら、時おり彼らが離合集散して運命をつなげていくというのは、428(よつや)とかに通じるものがありそうな(こっちはプレイしたことがないので分からないけど)。物語中、登場人物が「1/6 の確率で死んでしまうけれど生き残れば願いが叶う」というロシアンルーレットをして、その結果によって全員の運命が大きく変わっていく……というのが大雑把な俯瞰だけど、ちょっと面白いのは、どうやら最初のプレイではそのロシアンルーレットの結果が本当にランダムに選ばれているらしいことだ(それで初回プレイでもトゥルーエンド的なものにたどり着いてしまうこともあるらしい)。それで駆け込みで買ったというのは、このゲームの舞台が2010年の大晦日、その18時から新年を迎える24時までの間だということで、折角なのでいまやっておいたほうがいいだろうと思っていて去年中のクリアを目指していたんだけど、結局クリアしたのは元日の未明になっちゃった。まあ間に合わなかったけど失敗したという感じではなかったな。幸せになりたいと願いながら12月31日の24時に向かってストーリーを突っ走る主人公たちを見ていると、お話ってこうじゃなきゃいけないよなって思って、満足する。ゲーム中のある店で、店内BGMとして流れる普通のポップ・ロックが、主人公が重大な決断を迫られる間も流れていて、その音楽がおれにはじめて2010年の年末感を与えてくれたのがよかった。あと恵那が可愛かったです。
2chのスレ見てみたらあんまり評判よくなかったので人にはアレなのかもしれないけど、ノベルゲーやるとクリアした後も少しのあいだ酔ったみたいにそのことばかり考えてしまうのが気持いい。いくつもプレイするうちにこの感じが薄れなければいいなあと願うばかりだ。

アザナエル 初回生産版

アザナエル 初回生産版

さて、テレビで正月番組を見てるうちに今年は百合ファンタジー純文学を読もうって気になった。純文学ってなんぞってところから始めることになるんだけどな!