アニメ・アイマス #4

画面の中で生き生きと活動する架空の女の子たちほど綺麗なものはなくて、それだけ一方の、掲げられたカメラを覗き見る俺は醜いと思う。
ここ数話の数人のキャラクターを絡めつつ、ひとりにフォーカスして、問題と、解決(への兆し)とを描くことは、正しい正しい正しい。はるちはは推してゆくべし。おれは最後の、一人暮らしの千早の情景に全部を奪われて、あとは結局、よく分かっていない。夜の道、コンビニの袋を提げた千早の様子が描かれるのは、時間をもって描かれるのは、いいよ。この数秒でおれは十全に満足したのでいいと思うのだ。君は知らなかった千早の活動を発見したのだ。生活の中の声もない動作をここ以外で描くことはできないというようなワンシーン。
おれはつねに泥酔しているのでもう一度素面で、新鮮な気持ちで全部の話を観返すことができることに留意せよ。