あーくだらない

本日は突如、喜報のように舞い込んできたのが俺に対する不承認、つまりあなた自身のことは価値あるものとして認められませんでした、というお知らせで、あらゆる順列の下位に置かれましたよということがただ俺一人に伝えられた。薄々ながら気付いていたことではあるけれど、主にここ一年、それからこれまでずっとの俺のしてきたこと、頭の中のコンセプトというものに、残念ながら意味はありませんでしたよということが、客観的に宣告されたかたちだ。そいつは何かの賞や競争のように、優れたものから選ばれるのではなくて、劣るものから弾かれるという機構であり、その中でまっ先に選ばれたのが俺だ。あとは俺はみじめな思いをするためだけに地獄のマラソンをするしかない。別に俺っていう人間に価値がないのは分かっていたつもりだけどさあ。ここを最後のチャンスと思って、なんとかうまくやって俺はまっとうな道に戻れるということに懸けていただけに、ただただ悔しいよなあ。まあせめて人前で拗ねないようにしようと決めるばかりだ。