アニメの #7 大好きなもの、大切なもの

よかった。普通の話はまったくふつうに善であるということか。水瀬家や高槻家がどんな風に富豪で貧乏なのか、少なくとも俺には曖昧なイメージしかなかったところに提示されて、あるひとつの例として共通の了解ができていくのも、良いように思う。あの妹はどこかで見かけたことがある気がするんだけど既出のキャラなのかな。周辺にサブキャラがたくさんいると、好きな人は大変だろうなと思う。
長男よかったのだけど、そう言うとそれはもうストーリーの話で、だから今回お話としてたいへんきちんとしていたということで、物語中の、意図のあるなしに関わらず行われる他人との交歓のうちに彼女たちの魅力が現れて、それが見られりゃ俺は満足ということか。今回は伊織のまったき善良さというのが見られるので、とてもよい。
何度も出てくる、橋を渡るシーンというのが印象的で、橋は境界なので、やよいの私的な領域を切り離している。そこにプロデューサーはタクシーでなくて自分の足を使って立ち入り、やよいの肩に手をかけたことが、重要なことか。とか、考えているうちに、次回予告に目を奪われる。次回は楽しみ。