の #9 ふたりだから出来ること

亜美真美というのは子供時代から少女時代への生ける橋渡しで、特に小町以降は、双子であればこその確執があるはずだという勝手な想像があり、そういう点でかなり魅力的なキャラクターだと思ってるが、これはそういう話ではない。2クールあるので次のフォーカス回では感じも変わるのだろうと想像されるけど、それにしても未来の不穏さについてあまり暗示がないのだなと不思議だった。ただおれが感傷ばかりを求めすぎているのかもしれず、彼女らと長く接していた人にとっては、正しいあり方なのかもしれない。双海の彼女らはあわせて一人では決してないが、別個の人間とするには引力が強すぎて、構成的にはひとつの話に収めるしかなく、しかしおれにとっては、コメディとして処理するには他人同士という気がするわけだ。//