そして偉大なる禁酒と。
目覚めれば憂鬱で、往復運動する振り子のように慣性だけで体を活動させ、精神は沈黙しているのが常だが、今朝はインターネットに書かれた詩を読んで少し元気がでた。内容は憶えていないし、はじめからそれを読みもしなかった気すらするけど、ただ、詩そのものではなく、おれの知らない夜の間に詩が書かれたということがおれを勇気づけた。