アニメの #21

今回珍しく作画がぶれてるな、と感じつつものっぺりとした顔で笑う彼女たちのほうが俺のアイマスらしいと思う、そう、俺の、と考えているんだぜ、俺は!演出やストーリーの運びにもちょっと気まずさを感じながらBパートに入り、しかし千早というピースに春香がぴったりはまっていることを見ていて、飽きることはないなあと思う。しかし今週って誰の当番回なんだろう…?と思っていたところへ、くだんの展開となり、これまであからさまには語られなかった話が今回もあからさまには語られず、そういう話が、背後に広大な想像の余地をもって広がっているから、いい。それにしても彼女たちの誰ひとりとして小鳥さんを「きれい」だと評さなかったのは、彼女の姿を目にしてもそれは憧れを抱くような存在ではなく、同じ営みを愉しむ人間として同じ立場で見ているということなんだろうか?
今感想をこれを書きながら2周目のOPを流していて、最後にやよいがジャンプするのを見て、やよい最近見てないなと思うんだけど、そう思って却って、言ってしまえば所詮バラバラだった彼女たちを、この半年のあいだ続いているひとつの同じストーリーに乗せる手腕は大したもんだと今さら思う。