同年代のはずの友人たちを見てどうしてこんなに大人なんだろうというか、成熟しているのだろうと思い、わが身を振り返って悲しくなることがよくある。まあおれはやることなすこと思うこと、だいたい七年は遅れているみたいなので、と思って、へんに悲しむことのないように。今年は二〇〇五年です。