西部劇のコンピューターゲーム

客船でセックスパーティーのような催し。大勢の男女が参加し朝から任意の相手と代わるがわる七八回セックスするというものである。おれは寝坊して昼過ぎに起きたので数回分を損したが、一日に七回もできるわけがないとも思う。階段をのぼって学校の屋上めいた場所に出ると男女がたむろしている中に好きな女の子がいてあられもない恰好で誰かと話していた。彼女はおれの視線に気づくと胸の前で服をかき合わせた。

船内カジノルーム前の廊下に大きな筐体をいくつも並べて西部劇を模したシューターのコンピューターゲームを遊んでいたのだが次のセッションでは同じ派閥内での闘争をプレイするとの指示が下ったのでそれに合わせて筐体を並べ替える。この形式は敵方が間違って参加してくる恐れがあるためうまくやるのが難しく、心配に思う。