昨日の夢。クーデターが起こり、追い詰められて残るはおれと側近ふたりのみ(おれは追い落とされる側)。照明の落ちた大きな部屋の奥に隠れている。部屋のほとんどはプールになっていて、大きな船が何艘も浮かんで視界をさえぎっているので、隠れられているのだ。側近にもうこれ以上は無理だから、お前たちは投降してきなさい、と言うと、若いほうが顔を明るくしてろくに返事もせず行ってしまった。年長のほうも若者の正直な様子に取りつくろう必要もないと思ったのか、別れの言葉もそこそこに去っていった。一人になって気づけばプールの水は抜かれていて、逆転のチャンスもない(それまではあったらしい)。思えばこの地位にしがみつく必要もないと考えなおして、おれも投降しようと決めた。ただ素直に生かしてもらえるのかは分からないのだが。というところで目が覚めた。