2018年をよかったasinで振り返る

毎年この日になると全然読めてねーなーと嘆くのがもはや恒例になってるが、本読むくらいならやりゃあできる話なので、短期的な誘惑をいかに本気で排除するかってだけのことだ。

1月: StrengthsFinder

これ今年だったか……。かなり昔のように思うってことは、それなりに変化のある一年であったってことではあろう。年初の意識高い状態を作りだせたって点でよかった。しかし数ヶ月でこれ、だれるので、たまに意識的にリセットしないといけないな。年三四回くらい。今のおれだと、転職活動がいちばん合ってるのだろうな。

4月: 角の三等分

これは本というかこの本の示したことが面白かったよね。こういう科学的読みものを差し込んでかないとな、と思うけど、『銃・病原菌・鉄』みたいなやつは、重いというか、無駄に長いので厳しいんだよな。

10月:  読んでいない本について堂々と語る方法

これはまず読みやすかったね。読者というか教養における、根拠の弱い劣等感にある種の薬を与えてくれたと思う。フランスにおける教養とは、というコンテキストは厚くあるのだと思うけどね。

11月:  VA-11 Hall-A

ほぼ唯一、新しくやったゲームがこれじゃあなかろうか? あとシレンも今年だったかもしんない。今セットアップ中のマシンのホスト名もこれから取った。これでバーに行ってカクテルを注文しようとは思わなかったけれど。真摯なストーリーだと思う。空気としては『ライフイズストレンジ』に近いものがある。

10月: カスタムキャスト

asinはついてないが、これを含めずに今年は語れまい。本気でキャラメイクしてみたらスマッシュヒットしてしまった。名前をつけて、小説書いて、までして、精神世界の拡がりを感じる。最近は電車の中でエロ小説書くのは収まってしまったけど。過去にはカスタム少女とかもやってたわけだが、システムにエロがないのが、純粋に好きなキャラクターを作るための制約だったのだなあ

幻想水滸伝2

日記を読んでたらこれの再プレイをしてたことを思いだした。今年の春も今や大むかしだな。たまに急に猛烈にプレイしたくなるのだ。これはこの先もそうなんだろう。いいプレイ日記を書いていたので、たまに読み返そうと思う。

SHIROBAKO

プライムビデオで。1月から見はじめて8月に見終わったらしい。タロウがウザすぎて最初の数話で止めてたけど、そこを越えたらあとはスムーズだった。プロジェクト進行の話。辛く苦しいけど、それぞれ、好きなことのために進んでいる。結局は、物事を進めるってのは、本当のところはそうなんだろうな。小笠原さんにすごく似てる人が職場にいる(男)のがひそかに自慢。

書いてみるとこの中に、本の物語が全然ないことに気づく……。読んでないわけじゃあないんだが、今年を飾るような小説がひとつもなかったというのは、これは世界にとっての損失ですよ。おれの情緒を維持しないというのは。精神的な税金を払ってるお前らに悪いので、来年はカルチベートするよ。と、まとめながら日記を読み返していたが、今年も初めと終わりでやってることは変わってるし、おれもまた違っているので、まあ悪い一年ではなかったかな。