★★★。Prime Reading というやつで。第一部の3分の1らしいというのは確認しておこう。この本は出会いが最悪で、凄い面白いファンタジー小説が知りたいブコメの最上位だったのを(今見ると違った)えーなろう転生ラノベじゃん、、と思ったのが認識した最初だった。食わず嫌いもよくないので読んでいる。

まだ3分の1なので何とも言えはしないのだけど、本のない世界で本を作るって目的のために、元いた世界の知識を活用してこうっていう執拗な態度は、よいと思う。おれは規範の話をしてるのかよ。絵が異様にかわいい。アマゾンのレビューに児童文学っぽいと書かれていて、その良さは確かにあると思った。硬派な世界観ではぜったいにないと思うけど、ほかの転生ものと比べると相対的にそうなんだろう。

転生ものの、読者と主人公に共通した規範で、物語の世界を攻略していく態度は『占星師アフサンの遠見鏡』を彷彿とさせる。