おれのごく身近にも友人と呼べる人はいたんじゃないかという気になった。そのことをお互い確認できたのだと思う。おれたちは結局十年ちかくやってきて、やってきたのだということは同じ夢を、苦労を共にしてきたということ。そういう話を今夜はじめてした。