おれは今日も傷ついている。生活の仕事のいろんなことがおれを超えるスピードで通り越していって、そのたびに食えない現実に圧倒されている。翻弄されている。だからおれの関心ごとは、この収支がいつか合うのか? ってことだ。傷つき落ち込む人生を送った最後にいっぱい報われるのか? そうでない人間と較べて? そうであるに違いない、これは祈りだ確信だ。いや実は報われていたのだと最後に分かるだけなのかもしれないけれど。