デモチベーターよ! この週末にクソダルい、なんだろ、相談ごと? というテイの挑戦を送りつけてきて、お前それをおれに強いるのか。お互いの時間を削りに削って最後を見届けようというのか。この仕事をやっていて思うのはあたかも感情のないふりをして生きていくことを求められている。いやホントは誰も求めていないけどおれが身を守るためにそうしなくちゃいけないと思いこんでいる。感情があったらこんなことやってられはしないのよ。能力がないと指を突きつけられ続ける日々。そんなおれのもとにやってきたんだよ、なあ! 鼓膜ピクピク。左耳がピクピクして……。本当はキラキラと輝くものがやってくるはずだったのに。まさか鼓膜がピクピクするなんて……。ほんとうに精神に連動しているかのようなこの挙動。さりとて歩まぬわけにもいかず一行一行読むの。お手紙。酒があってなにより。