グノーシア(ネタバレ)

それにしても俺はグノーシアをクリアしちまったので何をするあてもなく眠りたくないから起きているだけの夜。ループは117であった、たぶん標準的な長さだろう。最後に解放したのはコメットの特記事項6だった。その直前にレムナンの5だったか。偶然に助けられた。なんせ攻略に頼らなかったからな! クリアしてしまった今となってはあの面々に会うにはまたあの不安定な疑い合いの中に身を投じなければいけない。のが少し悲しい。

総じて面白かったので買ってよかったなー。最近はゲームをコツコツとクリアまで続けられている、その点に限って気分がいい。在宅勤務のおかげ。

ループを繰り返せばキャラが見えてくるというのはその通りで、定型のセリフも気にならないのは、その後ろの意図を勝手に読み取ってるからなんだろう。

以下は唐突にネタバレ気にせず書いていくよ〜(親切)。

グノーシア|オンラインコード版

グノーシア|オンラインコード版

  • 発売日: 2020/06/02
  • メディア: Software Download

ラキオ。このゲームのことを思うと最初に考えるのがラキオだった。文字通りキーパーソン。なんだかんだ優しいやつだよね。ラキオが銀の鍵をくれたからこのループが始まったわけだし。ロジックが高いはずだが真っ先に吊られるのであまり脅威に感じない……。またラキオがやられている! がネタ扱いされてるのは知らなかった。たしかに面白い。セツ。せっちゃん! キリッとしてるんだけどどこか抜けてるのがかわいい。やってしまう、はあくまでやってしまう、でありそれ以上に突っ込んで描写されることはない。これがおかしい。映画? と釣りを選べるところでは釣りを選択したけど、あれが真エンドに関わってくるとは全く思ってなかったわけで、ああいうおまけの日々が未来につながってる、というのはいい。主人公とセツのループは順序がバラバラだから、主人公がセツのループをはじめ、セツが主人公のループをはじめた、といっていいんだろう。ククルシカ。ああククルシカ……。敵に回したら怖いキャラナンバー2。喋らないから怖いのかと思ってたけど、中身がマナンだから怖かったのだ、と最後の最後に知らされる。特記事項1「勘が鋭く、気持ちのおもむくままに行動する」になるほど。まあだいぶ丸くなってそうだけど。ククルシカ騒動は騒動ってレベルじゃねーのだが。SQ。ククルシカときたらSQ。最重要人物なのではないだろうか。パッケージになるのもわかる。前に書いたけど、いちどグノーシアサイド15人村から人間SQと2人きりでクリアして恋愛イベントを発生させられたことがあってそのときはさすがに投票する手に緊張があった。翌ループでしょっぱなSQから協力を申し出られて、主人公が怯んで断る特殊なイベントがあった気がする。あれはどういう条件なんだろうな。しげみち。よく最初に吊られてる人。周回も終盤になってくると、「同意を求める」をガンガン使ってくるようになってまあまあ厄介だったわ。特記事項7「現実の女性と付き合ったことがない」ということだが、ステラもまた現実の女性ではないよね……。ステラ。あんまり存在感がなかった。ただ、グノーシア化した際のビジュアルが怖い。とにかく怖い……。ループ終了時のサムネでうすうす分かってたんだが、全面で見るとひとしお。このゲームでいちばんの恐怖ポイント。ジナ。いちばん印象がない。アラコシア星系のイベントはよかった。ああいう風に突然ゲームが不意に非定形的な終わり方をすることがあるのも、面白いところだ。クリア後に攻略を見てて知ったけど特記事項の解放でパラメータが変わるのもいいよね。シピ。直感が鋭いので初期にはグノサイドで警戒してたが、だんだん空気になってった。ただ、よく協力関係を築かせてもらってた気がする。コメット。粘菌のインパクトが強い。最後に解放したからかな。シャワーシーンの会話時にウィンドウ消すインストラクションが出たのはうけた。直感強くて頼りになるが、いつの間にか死んでるイメージ。何度も協力したけど最後まで一緒に生き残れた覚えがない。沙明。粘菌といえばこれ。女子に人気高そう。だけどやっぱ土下座だな〜。ラキオイズグノーシア! イェア! ンーフンーフ。こいつ好き。だけどとりあえず吊っちゃう。ジョナス。粘菌といえばこいつも。結局なんなのかこいつは。人間牧場は楽しかった。しげみちがよく吊られるのでこのイベント出すのはちょっと大変だったZE……。レムナン。正直印象薄いのだけど、人間牧場でいちばん楽しそうだったな……。あと粘菌。不憫だよな。ククルシカ騒動もマナンに脅されたんだろうか? 夕里子。ラスボス。早めに襲撃しておきたい。仲間にいるときは、ヘタに弁護するより反撃させたほうがいい気がして、そうしてた。オトメ。グノーシアのときは、ロジカルで怖い。人間側のときは根拠もなく仲間だって目で見てしまって勝手に裏切られることもしばしば……。