友人の結婚式でスピーチ。練習の甲斐あって悪くはなかったと思う。今週なかなか精神的には大変だったけれど、ここ乗り切れたのは誇っていいのではないか。原稿を練っているあいだは何回やっても言葉尻が決まらず、これホントに大丈夫なんか、と思うけど、まあいいかげん慣れたものではあるので、不安になるほどではない。ちゃんと準備しただけ身体に染みついていることは知っているからだ。しかし本番では喋ったことがひとつひとつ確定されていって、前の言葉を修正することは不可能で、次に言葉をつなげることしか、人の前に立つ人間にはできない、そういう舞台的な強制力がある。ゴールするまで許してもらえない苛烈さが。