都市伝説解体センター

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ある日突然どうしようもなく暇になったのでスマホ版が登場したというこのゲームを購入。

都市伝説を解体するエピソードが連作短編のようになっている。なっているということは最後に通底するストーリー・謎があるわけだが、これが面白かった。巷ではネタバレ厳禁という感じだったらしいが、まったく何も意識せず暮らしてきたのに核心に触れる情報が目に入らなかったのはありがたかった。ゲーム自体は一本道で、さすがに途中でダレてくるのだけどちょうどそろそろダレてきたなってあたりで終われてよかった。都市伝説の「解体」フェーズでは解体センター長のガイドで謎の読み解きをおこなうのだが、当てるとセンター長がめちゃくちゃ褒めてくれるので気分がいい。

あと絵がいい。めっちゃいい。

トシカイくんはまったく存在感なかったのでいなくてもよかったと思う……。

日本政治の第一歩

たぶんこないだの衆院選の影響だと思うけど、政治のことよくわかってないから勉強しておこうという気持ちが突然湧いてきて、ひとまず入門書と考えてこの第一歩ってやつを読んでみたけど、簡単に言うと面白くなかった。入門書として、触れてほしいトピックを多分網羅的に書いているんだと思うんだけど、本当に舐めるだけになっているので、その言葉が登場する意味とかコンテキストとか解釈というのがなく、平坦に並べられている印象で、初学者からすると「だから何?」となってしまう。多分言いたいことがたくさんあるんだろうけど、詰め込みすぎだと思います。

とはいえ、いくつか面白かったところはあって、政治改革について: 小沢一郎が描いた二大政党制のための政治改革がどのように実現されて、特に中選挙区制が廃止されていったのかという流れは、現代の政治制度の背景として参考になった。小選挙区制になると、ある選挙区に党の公認で出馬できるかできないかというのは、まさに党の意向で決まるので、党首の力が強くなっていくというわけだ。党と党の戦いの形にすることで、二大政党制を実現しようとした。それは現在全然実現できていないわけだが、党首や内閣官邸の力が強くなっているというのはどうやら間違いなさそうである。

国会で何が起きているのか: 議会の機能というのは立法機能と争点明示機能にあると言われているが、日本の場合は後者に重点がある。日本における立法はほとんどが議会の信任を得た内閣による内閣提出法案であり、それらも与党つまり自民党の内部的な審査のプロセスを経て国会に上がっているのでほとんどのばあい通過する。

じゃあ国会で何をしてるかって話で、それは争点明示ということになる。おれにとって国会とはテレビに映ってるあの何かだが、あれは多分予算委員会なんだろう。予算ってのは国のリソースをどこに割くかという話だが、これも結局修正が入ることはなく、争点明示がおこなわれている。これをどのような議論を行うかによって、次の選挙のための準備をしているというふうに考えるのが良いんだろう。

有斐閣ストゥディア『日本政治の第一歩』を読み始めた

kejinan (@kejinan.bsky.social) 2026-01-24T08:54:53.251Z
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試しに音声入力で書いてみたけど、頭の中に入りきってないことについて書いてもぜんぜん思考が整理されないな。別のトピックのほうがいいかも。

世界99

そういえば、かわいそうな誰かはいつも自分や皆の娯楽だった。だから、白藤さんも、きっと誰かの娯楽なのだろう。(下巻 p.416)

いやーおもしろかった。おもしろかったのだが疲れる。女性を中心にとりまく性と家庭における加害に執拗に注目して拡大してみたらこんなことになっちゃいましたてへへ、というなんというか作為のなさのようなものを不思議と感じる。

上下巻になっているのは意味があって、上巻は現実世界にうずまく害意のみをとりあげた世界で、ろくに信念のない透明な主人公が生きて年齢を重ねていく様子。性にも家庭にもいいことなんてなくてただただ人が使われ傷ついていくだけだという主張で描かれる世界を読むのは疲れるけどさすがに真に受けるものではない。流されてるだけの主人公がときどき意思を持ってるように見えるのが怖いようなおかしいような。カフェのデザートに毒が入っていてここで全員死んだほうが納得できるような狂った光景に見えた(上巻 p.208)

この世界がいくところまでいったらどうなるのか? と、使役と加害の受け皿を人工的に作ってみた結果wが下巻になる。構造的な解決はできなくて、物語として畳むために最終的に世界を溶かしていくしかなかったのである。構造があるのが悪い。上巻最後の狂騒がクライマックス感あって非常に盛り上がった。

『世界99』を読み始めた

kejinan (@kejinan.bsky.social) 2026-01-17T13:08:23.672Z
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犯人と二人きり

ミステリ風の短編集。まあまあ面白かった。「ハードボイルドな小学生」「三人目の男」がよかったかな。

「小学生」は子どもの世界をハードボイルドとして描くことの面白みと、そうは言っても子どもにとっての経験は、ハードボイルドとして読むに足ることだよね、という提示だと思うが、それならタイトルにハードボイルドと入れなくてもよかったのではないか、しかし入れないとハードボイルドであること自体に何かの仕掛けがあると深読みされてしまうのでは……というジレンマがある。

イスラエル 人類史上最も厄介な問題

自分の無知を棚に上げていうといい本だった。イスラエル周辺の歴史と地理と勢力がわかった。地理知らんかったんかという謗りはあるが、無知は棚においてきた。

パレスチナイスラエルの問題についてはイスラエルとパレスチナ 対立のわけ パレスチナ問題 最新解説 2024年10月版 | NHKニュースを大枠の理解の土台としていたので、ギリギリのバランスでやっと成立したオスロ合意(1993)をシャロンの迂闊な行動が台無しにしてしまった、というふうに思っていたがシャロン嘆きの壁訪問はむしろ挑発行為だったということでよかった(?)。

よくイギリスの三枚舌外交が〜とか語られがちだが、むしろイスラエル建国(1948)を支持した国連決議が決定的によくないんじゃね、という感想だ。パレスチナはイギリスが統治してたわけなので、戦勝国の論理でものごとが進むのは当然のことかもしれないし、この決議にも三枚舌外交が噛んでいるのだと思うが。

イスラエルの建国は当然周囲のアラブ国家からは大いに反発を受け、日本では中東戦争と呼ばれる戦争が何度も起こるのだが、ここで逆に領土を増やしてきた、というのが皮肉なところでもある。

以下、簡単に時系列をClaude Sonnet 4.5にまとめてもらった。

著者の言うベン=グリオンの三角形、「ユダヤ人国家」「民主主義」「領土」がすべて同時には成立しない、というのは重要なポイント。建国の父もこれを認識していたということ。

ラビンが暗殺されたのはほんとうに悲しい出来事だったと思った。たったひとりの死で世界は変わってしまう。

まさに今朝、トランプのガザ評議会にエジプトが参加意向というニュースを見てなんでや、と思ったのだが一筋縄ではいかない関係がありそうだ。ちょっと調べて分かった気になってたけどまだわからん。浅い検索で現政権がエジプト革命(2011)後の政権がクーデター(2013)で潰えたときに支援したのが米国だったという理解をしたが、UAEやヨルダンも参加意向なことの説明にはならない。米国がイスラム圏勢力を縮小しようとするのは、価値観が違い、資本主義になびかないから? 逆にキリスト教は資本主義と相性がいい? プロ倫の世界? と疑問は続く。

読書メモをBlueskyに書いてみているよ:

イスラエル 人類史上最もやっかいな問題』を読み始めた。ほんとはなんか小説にしたかったが……

kejinan (@kejinan.bsky.social) 2026-01-01T09:31:22.935Z
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