今朝目が覚めたとき確かに強い不安を感じたのだけどその源泉を具体的に名指しすることができなくてそんなはずはないそんなはずはないと布団のなかで前の晩を思い出していたらやはり心当たりがあった。思い出に残るセックスだか何だか、ホッテントリに上がっていたのをよせばいいのに読んでしまって、結局最後まで読むことはできなかったのだけどそれに当惑しながら眠りについたのだった。この具体的なひとつのことについての考察はともかく、俺が眠っている間何も考えていないはずの時間も脳は不安を覚えるように活動を続けていて無意識は慣性をもっていると思う。不安は現象的だ。