役に立つコンセプト100連発という趣き。そして実際役に立つと思う。哲学か? というと疑問はある。まあこういうのは思想といったほうが近いだろうし。反脆弱性まで紹介されていて、こちらは思想というのもちょっと違うだろう。しかしあの本は上下巻2冊にもなっていて、あんなに長い必要あったかねえ。公正世界仮説について言及された本をはじめて読んだのだけど、割腹自殺をはかったリストラ社員のことを公正世界仮説にとらわれていた、というのには違和感がある。そう断じることこそが公正世界仮説のあらわれではないのか? と。自己責任論につながることだと思ってるけど、どういう話なのかもっと掘ってみないとわかんないだろう。

ほか、エルサレムアイヒマンキューバ危機、プロ倫あたりに興味をもった。キューバ危機のいい本ないかな。映画にはなってそうであるが。