俺は最近は日中に喋りまくってるんだな…。
学生の頃っていうのは大学に行かず部屋にいるか、行ったとしても隅のほうで黙りこくっていただけなので、頭の中で言葉になるのはほとんどが自分自身のことで、そういうことをずっと考えていた。比べて今はどうかというと、日中には、俺はなんとまあ、喋っている。雑談をして、議論をして、調整をする。言語能力はそういう所に費されているのだ。その分、内省する時間が削られてゆく。いや仕事しろよ。いや仕事してるんですよ。大変ですね。
喋っていると言っても全部IRCなんだけど。現実に声を出して話すというのは、やっぱりそれほど得意ではないなあと改めて実感している昨今です。不得意と言ったほうが正しいか…。コミュニケーション能力のない相手と会話を交すのは、非常な困難を伴う。違うんですよ、ああ、俺はこの人と楽しい時間を過ごしたい、コミュケーションをとって相互理解を図りたい、という気持ちはあるのだけど、共通の話題なんて何もないのだ。まあいいや嘘です。
上司に遠慮され後輩に舐められる職場でどうして俺がのうのうとやっていけてるのかは疑問だ。いつか便所で泣くのでは。
