2024-01-01から1年間の記事一覧

強くなるには努力しないといけないのだ……と『可愛くてごめん』を聞いてて再認識。彼女たちが可愛いを目指すようにおれは強くなりたい。つねひごろより、弱すぎるんだよおれは。 現代哲学のキーコンセプト 確率作者:ダレル・P.ロウボトム岩波書店Amazon 紙面…

いやあ、おもしろかったぜ。多重解決の話だということはなんとなく聞き及んでいたとおりで、しかし導入と全体の呼応とかタイトルの回収につながる終結とか、構成がうめぇな、とそういうところに感心した。ミステリの正しい楽しみ方かもね。クラシックもそう…

生活にぼこぼこにされている合間を縫って『鳥姫伝』を再読していたのだよ。最後のクライマックスのシーンしか覚えていなくてしかしそこが気に入っていた覚えがあってまた読みたいと思って数年、段ボール箱から偶然救出できたのだった。最初からウソ中華世界…

1時くらいまでパソコン(仕事)して、やれやれそろそろ寝るか、と思ってポケモン起動してアカツキを捕まえて2時くらいになって、最後にオナニーして寝るか、で3時みたいな生活をやめなさい。

そんなら北京ではじめて分別らしきものに出くわしたってわけだ。 というわけで『鳥姫伝』を読みなおしている。たまには掃除もしてみるもんだね、

https://shonenjumpplus.com/episode/9324103623764425925 面白かったー。物語って一瞬のことだったな。

3DCG(こんな言い方も早晩しなくなるのだろうと思うが)のような部屋で白く柔らかな床をえぐると真っ青なバレーボールほどの大きさのキューブが収穫できる。この作業をアンドロイドたちと行っているうちに一人二人と熱を出して具合が悪くなってゆき、地上ま…

珍しくテレビにかぶりついてポケモン竜王戦を見てたんだけど対戦がめちゃくちゃ熱くて心臓が5ミリくらい浮いている……。何人か贔屓にしてる配信者が出るので活躍を楽しみにしてたんだけど放送に乗る前に敗退してしまってちょっとがっかりしてたのだけど、その…

世界に炎の鉄槌が下されて全滅することがわかっていた。鉄槌は比喩ではなくて、空から高温のプレスが迫っている。熱で真っ赤になる世界でおれはうつ伏せになって死のときを待っている。感覚に至る前に脳が破壊されるので痛みはないらしいと聞いていたが、実…

「もうたくさんだ。自分が責任を取るからことを進める」っていう決断があつい、そんな気がする。

久しぶりに物理・新品で買いたくなった本がでてきたな。というかもう最近は物理で買わないと読めないなというふうにも思ってるのだけど。いやでかいKindle買ったからいけるのか……? 物語がわからなくなったのでネルリをあらためて読んだ。自分がクライマック…

テレビを見てたら有名人を両親に持つ娘というひとが出演していた。眺めてたけど司会と話す内容も両親のことばかりで、ガワだけで生きている人もいると勇気づけられるよね。新作の本も有名人に会いにいく、みたいなので自己肯定感高ければこういう生き方も可…

ボクは再生数、ボクは死作者:石川 博品KADOKAWAAmazon 年末から今年にかけて。なんかな。非現実ゲーム風小説、今っぽいの。がテーマだったんだと思うけど最終章直前まで葛藤もなく進んでしまっていて、今っぽいのを書いたらこうなるの? 最終章には詩情があ…

老人が若さを過信して道路を無茶横断するように、30年後問題になっているのは老人たちの歩きスマホだろうね。

成人の日です(きのうが)。このタイミングで買い物に出かけていて、午後になると成人式帰りの人々がちらほら見える。スタバにたむろするスーツ・振袖(だっけ)の男女集団を見て、自分のときのことを思い出した。それは(ry 王とサーカス 太刀洗万智シリ…

ガルヴェイアスの犬 (新潮クレスト・ブックス)作者:ペイショット,ジョゼ・ルイス新潮社Amazon 去年二度ほど本棚を掃除して、取っていた本も結局再び手に取ることはなかったね、との実感を新たにし、本は読み終えたらどんどん売っぱらってしまえばいいという…

縛り首の丘 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)作者:エッサ デ・ケイロース白水社Amazon たとえばロンドンのとある貧しいお針子がじぶんの屋根裏部屋で黒土いっぱいの植木鉢に花が咲くのを何とか見たいものだと思ったとしましょう。たった一輪の花がその哀れな…

19階建てのビル、正確なところはわからないがともかくキリの悪い数だった、もしかしたらホテルかもしれない、そこに立派な肩書の面々が集ってきてその中におれも混ざっている。注意喚起かただの伝達事項か、一階から登りつつ順番に各階のゲストたちに声をか…