過去の会話を思い出しながら、あの時はあー言っておくのが正しかったなと思うような、そんな思考をバックグラウンドで走らせながら、コーヒー飲んで、本読んで、人の会話に聞き耳を立ててる。そんなのがいつもの休日で、変わりばえもしない。
あるとき人間のことを全然知らないことに気づいてから、他人の人生とか考えにもっと触れようと思って、しかしそれで人と話したり会ったりすることにしたわけではなく、ただ外を出歩いては人の様子を観察する。だいたいボーッとしてるだけなんだけど。やってみても結局人のことなんて分からないし俺はフルオブ俺だと思う。他人の人格が俺の中に現れることも最近はない。とか思っているが、以前にはそんなことがあったのだろうか？
カマタリさんはいいところで閉店となり、汚い部屋で続きを読む。よかった。明日は電車に乗ってどこかに行きたい。
