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教室ポスター

木馬の中に何かの生き物を模したロボットを閉じ込めて展示しようと思っていて、文化祭前夜。準備はまったく整っておらず、もはや間に合う時間でもない。とりあえずA0サイズほどのポスター展示のようなものを、美術部だか茶道部だかのスペースに間借りして一枚だけ貼らせてもらう。床張りの教室にカーテンを締め切っていて、外は夜なのだと思う。貼りおえたあと、周囲にいた部員の女の子たちに、こんな風に場所を借りてよかったのか、おずおずと尋ねると彼女たちは互いに顔を見合わせて苦笑するばかりだった。不許可のサインだと諒解しておれはポスターを剥がした。