初夢。高校のころの友人が今度の休日に某という人(具体的な名前だったが、忘れた)に会いに行く、というので誰なん、某という名前はこれしか知らない、と訊くと知らんのかぷよぷよのチャンピオンだぞ、と返される。どうやらあちこちで講演したりイベントに登場したりしているらしい。ちょうどその日は体が空いていたので自分も行くことにする。駅の名前を聞いたが、あまり判然としなかった。そのイベント(オフ会)は地方大学のサークル棟の一室を借りて行われていて、狭い部屋に知らない人間が何人も集まって会議机を囲んでいた。そこで久しぶりの友人に会い、鉛筆でスケッチするときのようにゆっくりと顔を思いだした。机の上にポップがあって、メンバーはこの印(もっと語感があった)をつけてくれ、と書いてある。なにかの少年マンガのアイテムらしく手の甲に三角形のデコシールを貼るのである。常連は2つつけたりもしている。おれはゲストなので貼らなかった。部屋が手狭であったので他の部屋を借りてきてくれ、とホストが誰かに命じていた。おれにだったかもしれない。

はてなダイアリー始めました

今年は例の「精神・物質・宇宙」の分割で言えば物質に押し潰される一年になるだろうから精神の質を保つための日記を書かなくちゃあいけない。日記が何とかのためにあるのかって元を辿れば、読んだ人が思わず羨むようなキラキラのウソ日記を書きたかったはずなんだよな。今年の抱負は知ったかぶりをしないで済むように物事の裏側にひそむ構造を知ること。知ったかぶりはどうしてもしてしまうのでこれはもう仕方ないってことで。諸々の事情で精神肉体金銭的に疲弊するだろうが今年の冬には自信満々でいたい。おれを軽んじてるやつらをタダじゃおかない。

今日から電車に人が多い。……素人が多い。本は読んでいる。ぜったいこれ内容薄いよというやつを古本屋で半額で買って、読み終えたら処分したい。四月になったからブログを変えようかなと思う。またか。次はTumblrだ。

駅の階段を上りながらリトル ノアをプレイしていたら横から「そんなことしていると危ないですよ」と声をかけられた。本当にまったくその通りで、こんなゲームなんかのためにおれが優雅さを捨ててしまっていいのか、リトル ノアべつにかわいい女の子がたくさん出てくる訳じゃないしな、とハッとするとともに、突然他人に話しかけられた恥ずかしさで、咄嗟に言葉が出なくて、深呼吸だけしていた。その人はおそらくサイコの人で、少し距離のあるところからであったので、返事をしなくてもよかったのかもしれないが、とにかくもう止めようと思った。

ようやく! といって酒を飲めるのを待ち望んでいた訳ではないが酒を飲む機会が巡ってきたので、せっかくなので飲んだ。ビール一缶にウィスキーを30mlほどだったが、酔ってしまったなあ。翌朝やはり少しだけ憂鬱だった。またしばらく酒は止めるだろう。