分析力を武器とする企業

分析力を武器とする企業

★★★。何よりも驚くのは2007年のこの本にすでにNetflixが登場してるってことだな……。結局、分析を競争優位にするのは戦略があってのことなんだよなあ。もし戦略のない企業が現存してるとしたら? 震えるね。ま、あとは業務プロセスが確たるものとしてある部署とか。しかし費用対効果の話はなく、そりゃ一般的には何も言えんのだろうが。それ以外のことは分析がつまるところどういうふうに目の前に立ち現れるのかわかんないのでわかんない。

★★★★。空気の読めない矢野がリーベ女学園をそういう設定の店だとモノローグの中で言ってしまっているのがいい。世界観の中で、キャラそれぞれのテーマがあるのがよくできてるなあと思う。

マジこれは昨日の話なんだけどあまりにひどすぎて風呂に入る前に裸でネットを見て幾星霜。おれの前で文句を言うのをやめろ。思いたって過去に途中までやったことのあるファイナルファンタジーXをやってみてるが2時間くらいやって全然面白くならないので大作ってスゴイ。しんじてるけど。

★★★。けっこう面白い、趣向。マンガ的ファンタジーの世界で、言語学者がフィールドワークをしていくのだけれど。こんな感じの話をやる漫画はほかにないだろうので貴重だと思うけど、なんかもういっちょ踏みこんで欲しかった感もないではない。んーおれは言語に詳しいわけでもなんでもないので期待するだけのザコではあるが。例えばよく知らない言語は一部の文字が欠けているのだけれど、それは単語や構造単位で不明であるのが自然だろうし、それを解いていくのが面白いんじゃないかと思うんだけどねえ。実際にどうかは知らない。

三体

三体

★★★★。はてブトップに流されて、久しぶりに文庫でも中古でもない本を買ってしまったよ……。Kindleでもよかったな。なんでそうしたんだっけ。 ヒューゴー賞だったのね。全体読んでみるとそこそこ風呂敷を広げてきたな、という印象が高まってきたところで続く! なのだった。古箏作戦、智子そしてイナゴの話は燃える展開だとは思うんだけどそんなべた褒めするほどなのか? とは思う。