高校生と思われる女の子が、ひたすら文章を書き連ねている掲示板がある。思い出と日記と短い創作を、ひと月くらいずっと書き続けているスレッドを、このあいだの退勤時に何かのきっかけで発見して、それを大事にブックマークしていて、その後さらに詳しく調べたら、ありがたい事に、彼女の友人がペンネームをポロッと漏らしたツイートがあって、そこからツイッターのアカウントまで辿りつけたのだけど、だからといって自分のチンコを握ったその手で直接フォローするような無粋なことはせず、アドレスバーに直接入力しては、遠巻きにながめている。妄想の男がタクシー金払えばどこまででも行けたように、今じゃグーグルボットの歩むところは地続きだぜ。かれこれ200投稿くらいはあった気がする。ともかく俺はそれを見てとても満足だった、のが今日の昼。帰宅して一息つき彼女のツイッターを見たら書き込みを全部消したとか言っているのでいきなり急展開。俺視点では昨日の今日だぜ、ってサイトを見に行ったらマジで書き込みがなくなっている!なんでこう若者は死に急ぐのか、勤務先のPCにいくつか保存していたつもりだけどあまり自信もなく俺、涙目でグーグルから辿りつけるかぎりのキャッシュを掘り起こしてローカルに保存していたら逆にグーグルにボット扱いされるしまつ。俺が何したってんだよ。