「ブログで『死にたい』連呼するあなたはすごく幸せそうだね」

「へえ……ブーメランってそうやって投げるのか」背後の声に振りむくと、少年がこちらを見ている 「僕にも投げさせて」と乞うので貸してやる、少年の投げたブーメランはクルクルクルと廻って飛んで ……やはり俺の頭に突き刺さる。