世界に炎の鉄槌が下されて全滅することがわかっていた。鉄槌は比喩ではなくて、空から高温のプレスが迫っている。熱で真っ赤になる世界でおれはうつ伏せになって死のときを待っている。感覚に至る前に脳が破壊されるので痛みはないらしいと聞いていたが、実際にそうで、気づいたときには死んでいた。そしてそんなこと知っていたかのようにすぐに世界が復活する。

名探偵コナンの世界で悪党たちに捕まっている。ここに至ってはどうしようもなくてたぶん蘭ねーちゃんに助けてもらうしかないのだけれどなかなか小屋(ここに悪党とともに軟禁されている)に入ってこない。ヤキモキしているとドアが小さく開いて蘭の瞳だけがこちらを覗いている。もしかして招かれるのを待っていたのか、と考えていると悪党がドアを開け、それに合わせて蘭が殴り込んでくる。蹴ったり殴ったりして事が収まるなら自分でやってもよかったなと思う。

広い広いプールは宇宙で、たくさんの人がいて混み合っているなか同じところに居合わせたのはなにかのスペースシャトルか宇宙ステーションの船外作業機で、宇宙空間のきな粉を集めて船員のエネルギーとしているらしい。笑ってしまったがそれは「宇宙できな粉www」というわけではなくてきな粉じゃエネルギーにはなんないだろ、という点だった。ほかにもプールの水をすくって水分とするらしい。小さいスプーンだがないよりはマシなんだろうと見送った。

複数の女たちがプールのへりにいた男に特攻を仕掛けるも、構造物に阻まれて男を傷つけることはできなかった。なにかの復讐で、過去に同じようなことを決行した例を真似たらしい。男はすでに片腕を失っていて、すでに代償を支払っているのではないかと思えたが。垂金権造の4割引みたいな見た目だったので悪いやつだったのだろう。