本当は車で行く予定だったが上の駐車場が埋まっているとのことで、中腹あたりに車を停め、残りは自転車で道路を登っていく。山の坂道なので傾斜がきついがなんとか辿りついた。ドアを開けると寮の大部屋になっている。時間が夜なので一面布団が敷かれている。「はじめまして! 『進撃の巨人』はシーズン2まで観おわっています」とできるだけ大きな声で自己紹介をするが声が小さくて殆どの人間がこちらに目もくれない。ただひとりライナーだけが優しく肩に手をかけてくれる。ここの寮生は進撃の巨人の登場人物のようである。てか観終わってないとネタバレだらけじゃん、と思うがこうなってしまったらもう受け入れるしかない。

というわけで『進撃の巨人』を観てる。散発的にネタバレを食らっていて、というかあとの方の話を見てしまったので、気になって観はじめた。ただの残酷物語だと思ってたがちゃんと筋があるんだなと思い。上では嘘を言っていてシーズン2の途中までしか観てない。いま31話「戦士」まで観たところ。この話の重要なところを観てたが、もっかい観てやっぱよかった。