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見た目は違和感のない普通の現実だが明らかにネクロダンサーの影響を受けて、人々の立ち位置はグリッド上であるし地面はドット絵の草地のようだった。世界には鬼がいて、人々はそれにひどくではないのだけれど慢性的に悩まされている。子供を生贄に捧げることで鬼をすっかり消し去ることができるらしいのだが……。子供を連れて、その儀式を行う最終目的地めざして城に侵入する。広間から細い廊下に出るところで歩哨を見つけ、こっそりと殺すことができたが、西洋甲冑の陰に隠れた監視カメラに気づいておらず、侵入が露見してしまった。結局最後にはたどり着き、連れていた子供を袋に入れて取り出すとその人生は一度リセットされて、あとは殺すだけだったがそんなことができるわけもなかった。誰もそのことに異議を唱えず、世界は多少の不便益を受け入れる代わりに人間ひとりの命を救った。クローンなんてのはこの人間は失敗だったから作り直そうというような精神にたやすく誘導してしまうので非倫理的なのだなと思った。