未来に来ているらしく何人かの大人、二人の子供と一緒にヨーロッパ風の街の石畳を歩いている。俺は両手から超能力の光線を出して大人たちを現在に送り返してやる。子供たちの姿が見当たらなくて、探していると、広場の門から、野良犬を連れて戻ってきた。広場に犬を入れてはいけないらしく、街の人が険しい眼差しを送ってくる。あわてて子供たちも未来に送ろうとするが超能力は使えなかった。
そんな夢を見ていて、目が覚めると部屋の中に数人の知り合いがいて俺が招き入れたようたが昨晩のことは記憶が曖昧だ。準備ができたから、というようなことを言って玄関から出て行ってしまうので俺も後を追おうとするが靴が見つからない。コンバースの白が一足、黒が二足あるように見えるのに、手にとってみると両方左足だったり、右足の靴ひもがなかったり(そしてビニールひもで代用されていたり)して、手間取っていると、ドアの隙間から知り合いの一人が覗いて、様子をうかがいにきた。あわててなんとか外に出られる装備にしてドアを開くと、マンションの廊下に段ボール箱が積み上がっており、どうやら俺はこれから引っ越しをするようだった。