オタクって今ではキャラクターエンターテイメントを積極的に消費しにいく人、以上の意味を持たなくなったよなあ。そういう意味ではあらためて蔑称だと思うが。

Inscryption、一応クリアした。正直なところ途中から面白さは失速したかな~。単純にゲーム性がだるいところがあったと思わないかい……。次は何やろうかな。ゲームは一つずつやるのが楽しいね。

外国人の男と女がそれぞれ銃を持って対峙している。白昼、周囲は灰色の瓦礫。とつぜん、男が笑い出す。ははは!おれのチンポに銃弾を打ち込むなんてな!アメリカ映画風のコミュニケーションで女も笑う。緊張は解けたようだった。実際男の肛門のあたりには銃弾が埋まっていた。

瓦礫に誰かいるのか、誰もいないのか、おそるおそる調査しているうちに、どこからともなく歌が聞こえてくる。相方が言う、ほら、だから耳を傾けなきゃって言ったでしょ。その歌のバーコード的表現かハッシュ値を取れば、知り合いだとわかった。乳母車のようなものに何かの機械?を載せている。やがて空から大きな滑空機が降りてくる、着陸の際に瓦礫で羽根をこすりながら。鉄パイプでできた骨組み。乗っているのは父親だ。そんなふうにして、だんだんと人が増えていった。

風邪ひいてた。なんか熱が出たり寝込む程ではないが、決して元気ではない、という微妙なライン。最近手慰みにNYTのパズル集(Wordle、Connections、Mini)をやってるのだが、これをやる気が起きない、というのがひとつのしるしだった。

もう数年来、たまに顔を見ることがある近所の小学生が最近方言を喋っているのを見て、ああ以前は常に敬語だったのにな、いま思えば自閉症傾向があったんだろうかなどと思った。思ったわりに自閉症のことはなんも知らんのよね。

このように病気などによりなんもやる気がないときにインターネットを見てると、どいつもこいつもやる気に満ちあふれているようで、一日一日置いていかれているような感覚になる。いけないことだよ。けれどそういう世界で暮らすことを自分で選択したのだったような気もする。

で、まあ積読崩しキャンペーンで『ガルヴェイアスの犬』を読んでみてるんだが、いつにもまして登場人物がわからん。名前なのか苗字なのかの区別もつかないので混乱する。カベッサは調べてみたら苗字のほうかな……。何人かのエピソードが順番に描かれているみたいだけど、最初の登場人物はマジで理解できてない。

久しぶりにNovelAIを見てみたらモデルが更新されてめちゃくちゃよくなってる。エロってセレンディピティ? が重要なのでこういう生成は延々やってしまう……ということで一月生成し放題に課金した。こんなことやってると金がなくなるぜ。それにしてもとりあえずKikuchi Makotoをプロンプトに置くおれの芸の無さも気になる。ほかにいい子いないの? と心の中のオカンが言ってるが。言わんだろ。(ちなみにキャラ指定はなんかうまく効かないケースがおおくてムキーとなるよ)→いやなんか前の生成のコンテキストがなんか残ってる気がする。一度水着になると水着のままだし、なんか持ってたらそれが残る。

うん……表題作はよかったけど同梱のもう一つの話がキモすぎて途中でやめた。この作者は『アフリカの日々』でもう一度出会うことになりそう(世界文学全集を読むなら)だけど、それまで忘れとこう。こんなんで気持ちよくなってる人びとの気がしれないね。

ふむ。最近本を、とりわけ物語を読んでないなと反省したので積んでたやつを読んだ。『プロジェクト・ヘイル・メアリー』、評判は聞いていたがさすがにおもしろかった。エンターテイメントだね。

それから、タイミングよく届いていたこれ。ヘレン・ケラー関連。関連だってさぷぷぷ~。前者のサリバン先生の記録がマジで面白くて、ヘレンとの衝突と交歓のようすがいきいきと描かれている。ヘレンがことばに気づいた日のことやその後の発見をみると泣いてしまう。ヘイルメアリーとの関連も自分のなかで少々あって、そこもおもしろかった。後者は22歳の時点での自伝なので(その時点で書けているのもすごいが)、もうちょっと後世のもののほうがおもしろそうである。

Inscryptionやってる。リスに不死のトーテムをつけることができたらだいぶ進めやすい、というかこれ以外の攻略法がわからんぜ……。攻撃=手札と三叉攻撃のカードを生成しておくとかなり有利に進められる。今ゲームのどのあたりにいるのかは不明。

友人にラテンアメリカの本をお薦めしていたところ、自分自身は最近とんと読んでないことに気づいて、おもしろくないなあ。おもしれー小説を読んでいるときのあの興奮を取り戻せるかなあ。積んでる本だけならたくさんあるんだが、買った時のワクワク感と積んでる本を見たときの感情はほど遠い。まずは『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を崩すか……。