針葉樹の森に囲まれた25Mプールで平泳ぎをしていた。自分の他には金髪の家族連れのみ。確か長旅をしてここにたどり着いたんだっけ…すかっり忘れて泳いでいた。
服なんかが置いてある方から反対側へひと泳ぎすると、もといた側に戻れない。金髪の女の子やママンはすいすい泳いでいるのに、坂があるかのようだった。底を蹴っても思うように進まない、もどかしい押しつ押されつのすえ、平泳ぎをやめてクロールで行くと楽々と向こう岸にゆくことができた。