俺が今の時代に高校生だったなら、きっと、twitterが流行っているなどと聞いてそれを始めてみるのだけど、持ち前の消極性により(今でこそネット弁慶になろうとしているが)フォロー数も10やそこらに留まり、必然、生まれつき面白いことの言えることなどできない俺のつぶやきがネットの藻屑と流れてゆくのを絶望的な気持ちで眺めている。エキセントリックな発言がウケるのかと必死に頭を捻っても、そんな心の内が透けて見えるような痛々しい様子が記録されてゆくばかりで、彼には到底理解できない理由でチヤホヤされる同年代を見ては心をひとり悲しみ、そして今よりずっとインターネットのことが嫌いになっていたのだろう。
俺はもう社会人となり、日々を潰しては小金を貰う、それで満足しきった豚と成り果てているのでそのような心配はないのだ。
謳われない高校生たちが救われますように。同情はするがやっぱり、君らは無価値だ。もちろん現実に満たされているはずもないのだから、オナニーでもするしかないね。