- 作者: マヌエル・プイグ,野谷文昭
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/05/20
- メディア: 文庫
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おもしろかった。会話からはじまり終わりまでずっと会話で、不思議な小説。映画化・舞台化されているのだと、読み終わってからしか気づかない。途中でゴシック体の文章も(突然)挟まるのだけど、これは結局なんだったんだろう? 解説でも触れられず、たぶんヴァレンティンの心情なのだろうけど、互いのセリフの中に食い込んでいるのが異常というか特徴的で、こういうのが好き。ヴァレンティンの最後のシーンも何なのかよくわかってない。映像を観てみたいところだ。