生活にぼこぼこにされている合間を縫って『鳥姫伝』を再読していたのだよ。最後のクライマックスのシーンしか覚えていなくてしかしそこが気に入っていた覚えがあってまた読みたいと思って数年、段ボール箱から偶然救出できたのだった。最初からウソ中華世界とわかっているので(?)安心して読める。いかにもアメリカファンタジー風味の物語でドタバタしてるんだけど、美しい話。ほんとに詳細を覚えてなくて、普通に展開に驚けているし感動できている。記憶をなくせるって特技よね。まあ買ったの2007年だったらしいのでさすがにか。