風邪ひいてた。なんか熱が出たり寝込む程ではないが、決して元気ではない、という微妙なライン。最近手慰みにNYTのパズル集(Wordle、Connections、Mini)をやってるのだが、これをやる気が起きない、というのがひとつのしるしだった。

もう数年来、たまに顔を見ることがある近所の小学生が最近方言を喋っているのを見て、ああ以前は常に敬語だったのにな、いま思えば自閉症傾向があったんだろうかなどと思った。思ったわりに自閉症のことはなんも知らんのよね。

このように病気などによりなんもやる気がないときにインターネットを見てると、どいつもこいつもやる気に満ちあふれているようで、一日一日置いていかれているような感覚になる。いけないことだよ。けれどそういう世界で暮らすことを自分で選択したのだったような気もする。

で、まあ積読崩しキャンペーンで『ガルヴェイアスの犬』を読んでみてるんだが、いつにもまして登場人物がわからん。名前なのか苗字なのかの区別もつかないので混乱する。カベッサは調べてみたら苗字のほうかな……。何人かのエピソードが順番に描かれているみたいだけど、最初の登場人物はマジで理解できてない。

久しぶりにNovelAIを見てみたらモデルが更新されてめちゃくちゃよくなってる。エロってセレンディピティ? が重要なのでこういう生成は延々やってしまう……ということで一月生成し放題に課金した。こんなことやってると金がなくなるぜ。それにしてもとりあえずKikuchi Makotoをプロンプトに置くおれの芸の無さも気になる。ほかにいい子いないの? と心の中のオカンが言ってるが。言わんだろ。(ちなみにキャラ指定はなんかうまく効かないケースがおおくてムキーとなるよ)→いやなんか前の生成のコンテキストがなんか残ってる気がする。一度水着になると水着のままだし、なんか持ってたらそれが残る。

うん……表題作はよかったけど同梱のもう一つの話がキモすぎて途中でやめた。この作者は『アフリカの日々』でもう一度出会うことになりそう(世界文学全集を読むなら)だけど、それまで忘れとこう。こんなんで気持ちよくなってる人びとの気がしれないね。

ふむ。最近本を、とりわけ物語を読んでないなと反省したので積んでたやつを読んだ。『プロジェクト・ヘイル・メアリー』、評判は聞いていたがさすがにおもしろかった。エンターテイメントだね。

それから、タイミングよく届いていたこれ。ヘレン・ケラー関連。関連だってさぷぷぷ~。前者のサリバン先生の記録がマジで面白くて、ヘレンとの衝突と交歓のようすがいきいきと描かれている。ヘレンがことばに気づいた日のことやその後の発見をみると泣いてしまう。ヘイルメアリーとの関連も自分のなかで少々あって、そこもおもしろかった。後者は22歳の時点での自伝なので(その時点で書けているのもすごいが)、もうちょっと後世のもののほうがおもしろそうである。

Inscryptionやってる。リスに不死のトーテムをつけることができたらだいぶ進めやすい、というかこれ以外の攻略法がわからんぜ……。攻撃=手札と三叉攻撃のカードを生成しておくとかなり有利に進められる。今ゲームのどのあたりにいるのかは不明。

友人にラテンアメリカの本をお薦めしていたところ、自分自身は最近とんと読んでないことに気づいて、おもしろくないなあ。おもしれー小説を読んでいるときのあの興奮を取り戻せるかなあ。積んでる本だけならたくさんあるんだが、買った時のワクワク感と積んでる本を見たときの感情はほど遠い。まずは『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を崩すか……。

夜中まで作業して久々に疲れた(夜中まで作業はよくやってるが、疲れたのが久々。あーこれは最近酒飲んでなかったからだな。勉強してたから)のでゲームしたくなって、PlayStation StoreでThe Witnessを買おうと思ったんだがスマホでログインするのがマジでやばい(婉曲)。すぐ消えると思うので見てみてほしいんだけど人間判定のところでパズルを解かされるし全問正解しないといけないし何度か挑戦してようやく全問正解したと思ったらセッションが切れてますとか言われてうんこだったので前にSteamで買ってたInscryptionをプレイする。

store.steampowered.com

やーおもしろい。なんかそれだけではないという触れ込みなのだけど普通にカードゲームを楽しんでる。音がなんかいいんだよな。あと脱出ゲーム風味があって不思議な体験でもある。

人においていた信頼をすぐに捨ててしまうから、自分は迂闊なことを言わないよう口をつぐむんだろうよね。


大きな遺産が転がり込んできたらしく家族を殺そうとしているという話を老婦人があまりに気安くおれにしてくるのでおれも殺す気なんだろうと恐怖して絶対に誰にも喋りません、このことはすぐに忘れます、と聞かれもしないのにまくし立てる。一方で殺されたときの保険に話の一部始終をどこかに記録しておくことにする。食卓ではその老婦人の長身の娘がフライパンで何か(たぶん人)を殴っている。殴り続けている。しかし悪夢ではなかった。