寝る前にキリのいいとこまで、といいつつ最後まで読んでしまった。ミステリは本当にやめどきがなくてその日のうちになんとか読み終えようとついしてしまう。もしかしておれ青春ミステリ好き? 思春期特有の不安定さに事件をからめて描かれると、事件が解決すると心理的な悩みにも進展があったような気持ちになる。まやかしかもしれないがそれが気持ちいい。これはその上特殊能力まで出てきてめちゃよかったな。「受取人」ってかっこうよすぎでしょう。思春期の課題もよかった。フーダニットからハウダニットへの流れもいい。まあちょっとそのハウに難点がないかといえば言いたいことはあるが、いい点が多いので目をつぶれる。
他に読んだことあるやつで覚えてるのはこんなんか:
- 消失グラデーション 樋口真由“消失”シリーズ (角川文庫)
- 最初と最後は覚えてる。よかった。
- 体育館の殺人 (創元推理文庫)
- アリバイ検証が1分単位でそんなに覚えとらんやろ、となった思い出がある。
- 退出ゲーム (角川文庫)
- 何も覚えてない。タイトルがいい。
- 理由(わけ)あって冬に出る 市立高校シリーズ (創元推理文庫)
- 何も覚えてないけどよかった記憶がある。シリーズ読みたかった気がする。
- 新装版 密閉教室 (講談社文庫)
- これはさすがによかった。脳が初期の頃に読んだのでわりと覚えてる気がする。