寝る前にキリのいいとこまで、といいつつ最後まで読んでしまった。ミステリは本当にやめどきがなくてその日のうちになんとか読み終えようとついしてしまう。もしかしておれ青春ミステリ好き? 思春期特有の不安定さに事件をからめて描かれると、事件が解決すると心理的な悩みにも進展があったような気持ちになる。まやかしかもしれないがそれが気持ちいい。これはその上特殊能力まで出てきてめちゃよかったな。「受取人」ってかっこうよすぎでしょう。思春期の課題もよかった。フーダニットからハウダニットへの流れもいい。まあちょっとそのハウに難点がないかといえば言いたいことはあるが、いい点が多いので目をつぶれる。

他に読んだことあるやつで覚えてるのはこんなんか: